■ 妊活の基本は、健康なからだを作ること

妊娠しやすいからだを手に入れるためには、どんなことをしたら良いのでしょうか。

 

 

 

年齢を重ねていくうちに、「そろそろ子供を授かりたいな」と考える方も多いと思います。
けれど、いざ妊活を始めると、なかなか上手くいかず、モヤモヤしている方もいるのではないでしょうか?

 

 

赤ちゃんを授かるためには、自分のライフスタイルをまず始めに見直してみましょう。

 

 

・ タバコは卵子や精子の質が悪くなる
・ 運動不足はストレスの元
・ ストレスが溜まると赤ちゃんが遠ざかってしまう

 

 

体に悪いとわかっていても、ついタバコを吸ってしまう、という方もいるのではないでしょうか。
でも、タバコは活性酸素を発生させ、からだ中に酸化ダメージを与えるのですよ。

 

 

精子の動きの悪化や濃度が低下、卵子の質や数の低下、着床率の低下などの影響が出ます。

 

 

運動には、血行が良くなったり、筋肉が増えたり、ホルモンの分泌を促す効果があります。
女性ホルモンや男性ホルモンの材料になるホルモンの分泌も活発になるのですよ!

 

 

ストレスの多い現代社会ですが、ストレスを感じ過ぎるとからだにも影響が出ます。

 

 

男性では、精子の数や運動能力の低下、さらにEDに陥ってしまう場合もあります。
女性では、月経不順や排卵障害になり、妊娠しづらいからだになってしまいます。

 

 

妊娠したいのになかなか出来ない、という方は特に、自分の生活を見直してみて下さいね。

 

 

■ 日々の食事はバランスよく。サプリメントは不足分の手助け

「妊娠しやすくなるらしい」という噂を聞いて、色々なサプリメントを飲んでいませんか?

 

 

 

妊活のお供に、サプリメントを活用しましょう!という広告をよく見かけますよね。
「赤ちゃんを授かれるなら、、」と、藁をもすがる思いで色々なサプリを試す方もいると思います。

 

 

ほかにも、サプリを飲んで栄養を全部補っている気分になっている方もいるのではないでしょうか。
からだに必要な、そして妊活に必要な栄養を補給するには、食事が一番大切なのですよ!

 

 

・ 標準的な日本食を食べれば栄養不足にはならない
・ サプリに使用される成分は安全かどうかわからない
・ メインは食事から、サプリはあくまでプラスαの栄養補給

 

 

最近は、食の欧米化が進んでいますが、妊活には日本食が一番合っていると思います。
日本食は、ビタミン・ミネラル・糖質・脂質・炭水化物をバランス良く摂れる優れた食事なのですよ。

 

 

いわゆる家庭料理の日本食を3食しっかり食べれば、栄養不足になることはほとんどありません。
しかし、鉄やカルシウム、葉酸はどうしても不足しがちで、からだに不調をきたす場合も多いです。

 

 

そんなときには、サプリメントを飲んで不足した栄養素を補うのが一番良いですね。

 

 

ただ、サプリメントに使用される成分は、妊活中や妊娠中に飲んでも安全なものか不確かなものが多いです。
なので、出来るだけサプリの量は少なくして、添加物の摂取は避けた方が良いですよ。

 

 

栄養は、食事で補うことを心掛けて、補い切れない分をサプリで補給するようにしましょう。

 

 

■ でも妊娠に気づいてから生活を改善!は間に合わない

念願の妊娠が発覚してから、葉酸の摂取を始める方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

母子手帳の記載で、初めて葉酸をたくさん摂るべきだと知る方もいると思います。
でも、妊娠が判ってから今までの生活を見直すのでは、赤ちゃんの成長の助けに間に合いません。

 

 

・ 赤ちゃんの成長は、妊娠発覚する約3週間も前から始まっている
・ その3週間の間に、一番大切な神経や臓器の基礎が作られる

 

 

自分が妊娠した、という嬉しい事実に気づくのは、第5週目以降であることが多いですよね。
でも、赤ちゃんの成長は、卵子と精子が受精したその瞬間から始まっているのですよ。

 

 

妊娠に気がつく約3週間も前から赤ちゃんの成長は始まっていて、その間に神経や臓器の基礎が作られます。

 

 

神経や臓器の成長が上手く行われないと、赤ちゃんが先天異常や障害を持つリスクが高くなります。
そのため、妊娠が判ってから「赤ちゃんのために」と生活改善しても、間に合わないことがあります。

 

 

■ 葉酸は赤ちゃんにどんな影響を与えるの?

特に妊娠初期の摂取が推奨されている葉酸は、赤ちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか。

 

 

 

妊娠3ヶ月くらいまでは、積極的に葉酸を摂りましょう!とよく言われていますよね。
食事から、またはサプリメントから、葉酸を意識して摂っている方も多いと思います。

 

 

具体的に、葉酸を摂ることでどんなメリットが得られるのか、調べてみました。

 

・ 葉酸は胎児の先天異常のリスクを軽減させる
・ 神経閉鎖障害の発症リスクを50~70%減らせる

 

 

葉酸は、赤血球を作り出したり、細胞分裂を活発化させるはたらきがあるビタミンです。
赤ちゃんの細胞分裂が特に活発に行われる妊娠初期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの成長に影響が出ます。

 

 

葉酸は、無脳症や二分脊椎などの神経館閉鎖障害のリスクを下げることが出来るのですよ。
1日400μg葉酸を摂取すると、発症リスクを50~70%程度減らすと言われています。

 

 

いつ赤ちゃんを授かっても安心出来るように、葉酸は妊活中から積極的に摂取しましょう!

 

■ だから赤ちゃんを迎える準備を常にしておく

妊娠を望んでいるのなら、いつでも赤ちゃんを迎えられるよう準備をしておくことが大切です。

 

 

 

赤ちゃんの成長は、精子と卵子が受精した直後から活発に行われているのですよ。
妊娠がわかってから慌てて準備をしても、赤ちゃんの成長の手助けのサポートは出来ないかもしれません。

 

 

・妊娠に気がつくのは赤ちゃんのからだの基礎がすでに出来上がる頃
・ 特に葉酸は赤ちゃんの神経の発達に影響を及ぼす

 

 

妊娠を疑うのは、その月の月経が来ないことに気づいてから初めて「もしかして?」となりますよね。
人により差はありますが、妊娠に気づくまで、3週間?5週間程の時間差があります。

 

 

妊娠検査薬で陽性が出て、はじめて自分の生活習慣を改める、という方もいるのではないでしょうか。
でも、赤ちゃんのからだの基礎となる神経や臓器の土台は、その時には出来上がっているのですよ!

 

 

赤ちゃんは、卵子と精子が受精した瞬間から、細胞分裂が活発に行われ、成長します。
葉酸は、その細胞分裂を促す働きがあるので、不足すると赤ちゃんの先天異常のリスクが高まります。

 

 

受精直後から3週間までのあいだに、赤ちゃんのからだの基礎が出来上がると言われています。
そのため、妊娠がわかってからではなく、妊活中から、健康なからだを手に入れることが大事なのですよ。

 

 

■ 不足しがちなNO1栄養素「葉酸」

葉酸を出来るだけたくさん摂取して、と言われるけど、食事では補えないものなのでしょうか。

 

 

 

病院でも、母子手帳にも、「先天異常のリスクを下げる葉酸を摂ろう」という言葉を目にしますよね。
さらに、葉酸の摂取はサプリメントで行うのが良い、と言われたことはありませんか?

 

 

葉酸は、1日3度の食事でじゅうぶんな量を補うことが出来ない栄養素なのでしょうか?

 

 

・ 葉酸は、ほうれん草などの葉物野菜に多く含まれる
・ 食品から葉酸を摂取しても、50%程度しか吸収されない
・ 加熱や水に弱い性質があるので、食品のみでの摂取は難しい

 

 

葉酸は、その名前の通り、ほうれん草などの葉物野菜に多く含まれる栄養素です。
そして、水に溶けやすく、加熱に弱い性質を持っていて、調理次第では葉酸が失われてしまいます。

 

 

さらに、食品に含まれる葉酸は、食べた量の半分程度しか体内に吸収されません。
なので、たとえほうれん草を多く食べたとしても、期待する量の葉酸を摂取することは出来ないのですよ。

 

 

妊活中?妊娠初期に摂取したい葉酸の1日の量は400μgと言われていますよね。
食事でこの量を補うには、ほうれん草を生で最低でも2袋食べる必要があるのですよ!

 

 

しかし、食品と違い、サプリメントの葉酸は、配合量の85%程度が体内に吸収されます。
400μgの摂取量をカバーしているサプリもあるので、無理なく葉酸を摂取することが出来ます。

 

 

妊活中や妊娠初期にとくに必要な葉酸の摂取は、サプリメントを活用しましょう!

 

 

■ その他に不足しやすい栄養素は?

妊活中や妊娠中に、不足しやすい栄養素は、じつは葉酸だけではないって知っていましたか?

 

 

 

積極的に摂取したい栄養素は、葉酸だけに注目しがちですが、実は他にもあるのですよ。
妊娠中にとくに失われやすいので、妊活中から蓄えておきたい栄養素をいくつかご紹介します。

 

 

・ カルシウムは不足しやすい
・ 鉄分も不足しやすい

 

 

妊娠中、お腹のなかでは赤ちゃんが成長するために、母体の栄養が赤ちゃんに奪われます。
なかでも、骨や歯をつくりだすために、カルシウムがたくさん赤ちゃんに届けられます。

 

 

ママの体内でカルシウムが不足すると、それを補おうと骨に蓄えられているカルシウムが使われます。
骨にはたくさんのカルシウムが蓄えられているので、すぐに無くなる、ということはありません。

 

 

日本人の食生活は、カルシウムが足りないと言われているので、牛乳などたくさん飲むようにしましょう。

 

 

そして、鉄分も、お腹の赤ちゃんが成長するために欠かせない栄養素のひとつです。
血液や筋肉をつくりだすのに必要なので、妊娠初期?後期まで摂り続けたい栄養素ですね。

 

 

女性は、月経があるので、妊娠をしていないときでも、鉄分が不足しがちです。
普段から、鉄分の多い食事や、鉄分サプリメントで鉄不足にならないようにしましょう。

 

 

■ これらの栄養素が不足するとどうなる?

葉酸やカルシウム、鉄分不足を放置していると、どんな影響があるのでしょうか。

 

 

 

自覚症状がないと、たとえその栄養が不足していても平気だと思ってしまいますよね。
妊娠中に不足しやすい栄養素の摂取をサボってしまうと、どんな影響が出るのでしょうか。

 

 

・ 葉酸不足は赤ちゃんの先天異常のリスクを高める
・ カルシウム不足はママが将来骨粗しょう症になるリスクを高める
・ 鉄分不足は重度の貧血になる恐れがある

 

 

葉酸は、細胞分裂やDNAの合成の補酵素として働き、神経の発達に大きな影響があります。
葉酸が不足すると、赤ちゃんが神経管閉鎖障害などの先天異常を持って産まれることがあります。

 

 

カルシウムが不足すると、ママの骨からカルシウムが補われ、赤ちゃんへの影響はありません。
しかし、ママの骨の密度は低下して、骨がもろくなってしまうおそれがあるのですよ。

 

 

カルシウム不足を放置すると、歯がもろくなったり、骨粗しょう症になるリスクが高くなってしまいます。

 

 

鉄分が不足すると、体に酸素を行き渡らせるヘモグロビンがつくられなくなります。
それにより、重度の貧血になって、出産にも大量出血などのリスクが出てきます。

 

 

これらの栄養が不足しないように、妊活中から意識して栄養補給をするようにしましょう。

 

■ 天然無添加のサプリ、合成サプリの誤解

天然由来の成分と、化学合成の成分では、化学合成は体に悪い!と思ってしまっていませんか?

 

 

 

たしかに、天然由来や無添加のサプリ、と聞くと、からだに良さそうな印象を受けますよね。
でも、天然無添加のサプリと、合成サプリには、それぞれ良いところがあるのですよ。

 

 

・ 天然由来サプリは化学合成では作られない栄養素も含まれる
・ しかし、農薬や植物に含まれる毒素が混入している恐れもある
・ 化学合成サプリは、品質が安定していて、高濃度のものが作れる
・ 製造方法によっては、天然由来サプリより効き目が弱いことも

 

 

天然由来で無添加のサプリは、からだに悪影響を与えるような成分は少ないです。
そして、まだ解明されていないような、動植物由来の栄養素が含まれていることがあります。

 

 

栄養素がたくさん含まれているので、相乗効果もうまれやすく、効果も現れやすいのですよ。
しかし、残留農薬が混入してしまう可能性もあり、さらに合成のサプリと比べて粒が大きくなりがちです。

 

 

化学合成サプリは、安く、高濃度のサプリが作れるので、粒を小さく、飲む量も少なく出来ます。
しかし、人間の手で製造することができる栄養素しかつくることができません。

 

 

そのため、天然のサプリメントより成分がシンプルで、効き目が弱いことがあります。

 

 

どちらにもメリット・デメリットはあるので、自分が使いたいと思うサプリを使用しましょう。

 

 

■ まずは体の土台を調えるマルチビタミン・マルチミネラルがいい理由

妊活でまず大切なことは、サプリを利用して「体の土台をととのえる」ことなのですよ。

 

 

 

葉酸だけのサプリメントをいきなり飲み始めても、あまり効果が出ないことがあります。
サプリメントを飲み始めるときは、マルチビタミン・ミネラルが良いのはなぜでしょうか。

 

 

・ 体内で連携して働く栄養素は、不足したものがあると他の栄養素も上手く働かない
・ マルチビタミン・マルチミネラルは、主な栄養素をバランスよく配合している
・ 劇的な効果は感じないが、全体の栄養素の量を底上げしてくれる

 

 

マルチビタミン・マルチミネラルのサプリには、体に必要な栄養素がバランスよく配合されています。
体内で連携して働く栄養素は、不足しているものがあると他の栄養素も上手く働きません。

 

 

なので、まずは体の土台をととのえるために、全体の栄養素を補給する必要があります。
マルチビタミン、マルチミネラルのサプリは、栄養素全体の量を底上げしてくれるのですよ。

 

 

劇的な効果はありませんが、飲み続ければ、健康を維持できて、からだも元気になりますよ。

 

 

■ マルチビタミン・マルチミネラルサプリは、成分量が大きく違う?

マルチビタミン・ミネラルのサプリには、成分量が商品によって大きく異なるのですよ。

 

 

 

薬と同じように、低用量タイプのものと、中・高用量タイプのものがあるって知っていましたか?
妊活には、どちらのタイプのサプリを飲めばよいのか、迷ってしまいますよね。

 

 

・ 中・高用量タイプのものは1日の推奨摂取量を超えた含有量
・ 自分でサプリを選ぶ際は、低?中用量タイプのものが安心

 

 

マルチビタミン・マルチミネラルのサプリメントのパッケージをよく見てみましょう。
配合されている成分の量が、商品によって大きくちがうことに、すぐに気がつくと思います。

 

 

低用量タイプは、ほとんどの栄養素が1日の摂取量の33~100%程度の配合量です。
それに対して、中?高用量タイプは、それを超えた量が配合されているのですよ。

 

 

日本国内で製造されたサプリなら、日本人の耐容上限量を考慮して作られています。
そのため、過剰摂取の心配はあまりいりませんが、まずは低用量のものから飲むと安心ですね。

 

 

■ サプリメントにも鮮度がある?!

サプリメントを、品質に問題はないだろうと思って長い間放っておいていませんか?

 

 

 

実は、サプリメントにも食品と同じく鮮度があって、放置すると品質が悪化してしまいます。
具体的には、サプリメントを長期間保存しているとどんなダメージがうまれるのでしょうか。

 

 

・ 酸化や湿気で抗酸化パワーがなくなる
・ 成分同士が影響し合って、栄養素が破壊されてしまうことも

 

 

サプリメントは、食品と同じで、一度封を切ったら出来るだけ早く飲み切る必要があります。
封を開けた状態で、長期間保存すると、その間に酸化や湿気の影響で、抗酸化パワーが失われます。
さらに、成分同士が影響し合うことで、配合されている栄養素が破壊されることもあるのですよ。

 

 

安売りをしていたからといって、サプリを買いだめすることは避けた方が良いですね。
必要なときに必要な分だけ買って、サプリの鮮度が保たれているうちに飲んでしまいましょう。